板付飛行場(福岡空港)
福岡市博多区51ヘクタール、米軍専用2.3ヘクタール、共同使用48.5ヘクタール
2007年9月、故障を理由に飛来した在韓米軍機(福岡空港で撮影)
旧陸軍席田(むしろだ)飛行場。1945年連合軍に接収され、朝鮮戦争の前線出撃基地。70年滑走路などの共同使用が決まり、現在の占有地域を除き返還。
【米軍】
福岡飛行場内西側部分の米軍専用地域(地位協定2条1項)に格納庫。場内誘導路、滑走路は日米共同使用(同2条4項)。毎週定期的に米空軍団所属の輸送機などを中心に飛来、米軍佐世保基地への軍用物資輸送の中継基地になっている。
87年11月の日出生台日米合同演習の際、ハワイ第25軽歩兵師団1600名が完全武装で飛来、日出生台へ展開した。米軍機は民間航空機と同様、着陸1時間前に管制塔に通知すれば何時でも日本政府管轄下の飛行場を使用できる(地位協定)が、板付のように共同使用基地の場合は、そこをさらに作戦目的に使用できる。
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